【2026年9月学調対策】2025年度の静岡県中3学力調査を5教科分析!出題傾向と対策

静岡県の中学3年生にとって、9月に行われる第1回静岡県中学校学力診断調査(学調)は、夏休みまでの学習成果を確認する重要なテストです。
特に中学3年生の9月学調は、これまで学習してきた内容が幅広く出題されるため、
「どこから勉強すればいいのかわからない」
「学校のワークをやるだけで大丈夫?」
「どんな問題が出やすいの?」
と不安に感じている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、2025年9月2日に実施された中学3年生・第1回静岡県中学校学力診断調査をもとに、国語・数学・英語・理科・社会の5教科の出題内容を分析しました。
昨年度の問題を見ると、9月学調では単に公式や用語を覚えるだけではなく、
「知識を使って考える力」
「資料や文章を読み取る力」
「自分の言葉で説明する力」
が重要になっていることが分かります。
今年度の学調対策を始める中学3年生は、ぜひ参考にしてください。
2025年度9月学調の全体的な特徴
5教科を通して特に目立ったのが、資料を読み取って考える問題の多さです。
数学ではグラフや箱ひげ図、図形などを読み取って考える問題、社会では地図・統計・グラフ・歴史資料、理科では実験結果やグラフ、模式図を使った問題が多数出題されています。
また、国語や英語でも、単純に文章を読んで選択肢を選ぶだけではありません。
国語では資料をもとにレポートを書く問題、英語では英文を読み取ったうえで自分の考えを英語で書く問題が出題されています。
つまり、学調対策では、
「覚える」→「問題を解く」→「理由を説明する」
というところまで練習しておくことが重要です。
国語|文章の内容を根拠にして考える力が重要
2025年度の国語では、文章読解だけでなく、資料を活用して自分の考えをまとめる力まで問われました。
出題された主な内容
大きく見ると、
- 説明的文章
- 文学的文章
- 漢字・語句
- 内容理解
- 心情理解
- 記述問題
- 資料を活用したレポート作成
などが出題されています。
説明的文章では、自己肯定感や他者からの承認、SNSとの関係を扱った文章が使われています。文章全体の論理を読み取るだけでなく、筆者の主張を踏まえて自分自身の生活について考える問題も見られました。
文学的文章では、登場人物同士の関係や会話、行動などから、登場人物の心情の変化を読み取る力が求められています。
そして特に注目したいのが最後のレポート問題です。
富士山をテーマとして、新聞記事や条例に関する資料を読み取り、内容を整理したうえで考察する問題が出題されました。単なる抜き出しではなく、複数の資料と自分の考えを結びつけて文章を書く力が必要です。
国語の対策ポイント
国語は「なんとなく文章を読む」だけでは点数が安定しません。
特に意識したいのは、
本文中のどこを根拠にして答えたのかを説明できるようにすること。
選択問題でも、
「たぶんこれだと思う」
ではなく、
「この部分にこう書かれているから、この選択肢になる」
という読み方を普段から練習しましょう。
また、記述問題については、100~150字程度で自分の考えをまとめる練習をしておくと効果的です。
数学|基礎計算+関数・図形・資料活用まで非常に幅広い
数学は、かなり広い範囲から出題されています。
前半では基本的な計算力、後半になるにつれて思考力を必要とする問題が増える構成でした。
出題された主な内容
2025年度は、
- 正負の数
- 文字式
- 式の計算
- 平方根
- 因数分解
- 方程式
- 式の値
- 図形
- 箱ひげ図・ヒストグラム
- 確率
- 作図
- 連立方程式
- 一次関数
- 反比例
- 面積
- 回転体
- 角度
- 証明
などが出題されています。
特に前半の計算問題では、
「ここは確実に取っておきたい」
という基本問題が並んでいます。
一方で、中盤以降は難易度が上がります。
例えば、電車とバスの移動をグラフで表した問題では、単純にグラフを読むだけではなく、移動速度や時刻を整理して、2つの乗り物がすれ違う位置を求める必要があります。
また、反比例と一次関数を組み合わせた問題、回転体の体積、図形の角度、最後には平行四辺形を証明する問題まで出題されています。
数学の対策ポイント
まず最優先なのは、計算問題を落とさないことです。
数学が苦手な人は、
- 正負の数
- 文字式
- 方程式
- 平方根
- 因数分解
を夏休み中にもう一度確認しましょう。
そのうえで、
関数・確率・資料の活用・図形
の文章題を重点的に練習するのがおすすめです。
特に学調では、見たことのない設定でも、これまで習った知識を使えば解ける問題がよく出ます。
「この問題は何の単元なのか」を見抜く練習も重要です。
英語|リスニングだけでなく「英語で書く力」が大きなポイント
英語では、前半にリスニング問題があり、その後に会話文・長文読解・英作文と続く構成です。
2025年度も、読む・聞く・書く力を総合的に確認する問題になっています。
出題された主な内容
前半の大問1~3はリスニングです。
イラストや地図などを見ながら英語を聞き、内容を判断する形式が出題されています。
その後は、ロサンゼルスでの旅行計画を題材にした会話文が登場します。
旅行会社のパンフレットと英文を照らし合わせながら、
- 何時に行動するのか
- どのプランを選ぶのか
- どの交通手段を使うのか
などを判断する問題になっています。
さらに長文では、国際的なイベントのメリット・デメリットを扱った英文が出題されました。
文法問題だけではなく、
- 文脈から単語の意味を推測する
- 本文に合う内容を判断する
- 英語の質問に英語で答える
- 自分の意見を英文で書く
といった問題まで含まれています。
最後には、メールの空欄を英文で補う問題や、会話の流れに合う英文を4語以上で自分で作る問題も出題されています。
英語の対策ポイント
英語で差がつきやすいのは、やはり英作文です。
単語や文法を覚えていても、
「自分で英文を作ってください」
と言われると書けない生徒は少なくありません。
そのため、
- I think ~.
- I want to ~.
- I am going to ~.
- Because ~.
- If ~, …
- It is important to ~.
など、中学校で習う基本表現を使って、自分の考えを1~3文程度で書く練習をしておきましょう。
また、長文ではすべての英文を日本語に訳そうとせず、
誰が・何を・なぜ・いつ
を意識して必要な情報を探す読み方も重要です。
理科|実験・グラフ・図を使って「なぜそうなるのか」を問う
理科は、5教科の中でも特に資料を使って考えさせる問題が多い印象です。
単語を暗記しているだけでは対応しにくく、現象の仕組みを理解しているかどうかが重要になります。
出題された主な内容
2025年度は、
化学
- 鉄と硫黄の化学変化
- 溶解度
- 再結晶
- 質量パーセント濃度
- 粒子モデル
生物
- 種子植物
- 呼吸
- 肺胞
- 心臓
- 血液循環
地学
- 気圧・風向
- 光の現象
- 火山
- 火成岩
- マグマ
物理
- 直流と交流
- 電流・電圧
- 並列回路
- 電力・電力量
- ブレーカー
など、幅広い分野から出題されています。
特に溶解度の問題では、グラフから数値を読み取るだけでなく、質量パーセント濃度を計算したり、溶けた後の粒子の様子をモデルで表したりする問題が含まれています。
火山の問題でも、「火山岩」という言葉を知っているだけでは足りません。
岩石のつくり、冷え方、マグマの性質、火山の形などを関連付けて説明する必要があります。
理科の対策ポイント
理科では、
用語 → 現象 → 理由
の3段階で勉強することがおすすめです。
例えば、
「肺胞」
と覚えて終わるのではなく、
「肺胞とは何か」
「なぜたくさんあるのか」
「どのように酸素と二酸化炭素を交換しているのか」
まで説明できる状態を目指します。
実験問題についても、
目的・方法・結果・考察
をセットで確認しましょう。
社会|資料読み取りと記述力がカギ
社会では、地理・歴史ともに資料の量が非常に多いことが特徴です。
単純な一問一答形式だけではなく、
地図・統計・写真・グラフ・史料などから必要な情報を読み取り、知識と組み合わせて答える問題が多く出題されました。
地理
世界地理では、
- 地図上の距離
- 時差
- 気候
- 宗教
- 原油
- 中国の産業・経済
などが取り上げられています。
大阪・近畿地方を題材とした問題では、
- 近畿地方の気候
- 都道府県の統計
- 淀川水系
- 工業
- 中小企業
- 伝統産業
- 林業
などが出題されました。
歴史
歴史では、日本史だけを単独で覚えるのではなく、日本と外国との関係を時代ごとに整理する力が問われています。
古代から近現代まで幅広く、
- 中国・朝鮮半島との関係
- 鎌倉時代
- 室町時代
- 南蛮貿易
- キリスト教
- フランス革命
- 日露戦争
- 世界恐慌
- 満州事変
- 戦後の日本
などが資料とともに出題されています。
社会の対策ポイント
社会は用語暗記も必要ですが、それだけでは高得点を取りにくくなっています。
例えば、
「中小企業」
という言葉を覚えるだけではなく、
グラフを見ると、なぜ大阪では中小企業が製造業を支えていると判断できるのか
まで考える必要があります。
社会を勉強するときは、
「なぜ?」を1回付け加える
ことを意識してみましょう。
「なぜこの地域でこの産業が発達したのか」
「なぜこの出来事が起こったのか」
「この出来事によって何が変化したのか」
まで整理すると、学調の記述問題にも対応しやすくなります。
5教科を分析して分かった「9月学調で必要な3つの力」
2025年度の問題を5教科すべて確認すると、特に重要なのは次の3つです。
① 基礎知識を確実にする
どれだけ思考力問題が増えても、基本的な計算・単語・用語ができなければ問題は解けません。
まずは学校のワークなどを使い、基本問題を迷わず解ける状態を作りましょう。
② 資料を読み取る
数学のグラフ、理科の実験、社会の統計、国語の資料、英語のパンフレットなど、教科を問わず資料問題が出題されています。
「資料に何が書かれているか」を正確に読む練習が必要です。
③ 自分の言葉で説明する
今年の学調対策で特に意識してほしい部分です。
「答えは分かるけれど説明できない」
という状態では、記述問題で点数を取り切れません。
普段の問題演習でも、
「なぜその答えになるのか」
を自分の言葉で説明してみましょう。
9月学調は「夏休みの勉強」が大きく影響する
9月学調は、中学1・2年生で学習した内容を含め、これまでの学習内容が幅広く問われます。
そのため、直前の1~2週間だけですべてを復習するのは簡単ではありません。
夏休みのうちに、
苦手単元を見つける
↓
基礎を復習する
↓
学調形式の問題を解く
↓
間違えた問題をもう一度解く
という流れで学習を進めることが大切です。
特に数学と英語は、それまでの学習内容が積み重なっていく教科です。
「中3の内容だけ」を勉強するのではなく、中1・中2で苦手だった単元まで戻って復習しましょう。
まとめ|過去の学調から出題の「考え方」をつかもう
2025年度の静岡県中学校学力診断調査を分析すると、5教科すべてに共通して、
知識を覚えているだけではなく、その知識を使えるかどうか
が重視されていることが分かります。
もちろん、昨年度とまったく同じ問題が今年も出題されるわけではありません。
しかし、
- どのくらいの難易度なのか
- どのように資料が使われるのか
- どの程度の記述力が必要なのか
- 50分間でどのくらいの問題を処理する必要があるのか
を知るうえで、過去の学調問題は非常に良い教材です。
今年9月の学調を受ける中学3年生は、ただ問題を解くだけではなく、「なぜ間違えたのか」「次に同じタイプが出たらどう解くのか」まで確認することを意識して勉強を進めていきましょう。
eカテの週末講習でも第2回学調対策を行っています!
家庭教師のeカテでは、中学3年生を対象とした週末講習でも、静岡県学力調査に向けた対策を行っています。
講習では、過去の出題傾向を踏まえながら、数学・英語を中心に、学調で得点するために押さえておきたい問題や、入試にもつながる応用問題まで取り組んでいます。
「学調に向けて何を勉強したらいいか分からない」
「過去問だけでは対策が不安」
「普段とは違う問題にも挑戦してみたい」
という中学3年生にもおすすめです。
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